お金の参考書

【レビュー】「図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」山崎 元

お金の増やし方(アイキャッチ画像)

お金の増やし方を知りたいあなたは、入門書として「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」をぜひ読んでほしいです。

なぜなら、当たり前だと思っていたお金の常識が間違っていることがわかるから。

例えば僕は、お金のことは銀行に聞けばいいと思ってたし、保険のことは保険会社に任せるべきと思ってました。

でもそうじゃないということがこの本でわかります。

『お金の増やし方』を読むべき人
  • 投資に興味があるけどやるか迷ってる人
  • 毎月コツコツ銀行に貯金している人
  • 保険に入ろうか迷っている新入社員

特に「保険って若いうちに入っといた方がいいのかな…?」と思っている新入社員のあなたは、絶対に読みましょう。保険の勧誘の姉ちゃんに騙されずに済むようになります。

つる
つる
僕は新入社員の頃に引っかかりました(絶望)

『お金の増やし方』の概要と構成

著者山崎 元大橋 弘祐
出版社文響社
初版発行2015/11/11
ページ数246
読むのにかかる時間30~60分

 

本の構成
  • Chapter1 お金を安全に持っておく
  • Chapter2 ちょっとリスクを取って運用する
  • Chapter3 お金を使う
  • Chapter4 トクする制度を使って実際に買ってみる
  • Chapter5 年金と確定拠出年金

著者の山崎元さんは、東大卒業後に投信運用会社、保険会社、外資などを経て、現在は経済評論家として活躍されています。

上記の経歴を持つ山崎さんの「お金の運用はこうあるべき」という話はとても説得力がありますね。

また、この本はほぼ全編が対話形式なので、とにかく読みやすい!1時間もあればサクッと読むことができますよ。

「お金の増やし方」を読めばわかること
  • お金を銀行に預けておくべきではない理由
  • お金の初心者が覚えるべき運用方法
  • 家は購入すべき?借りるべき?
  • 医療保険・がん保険は不要な理由
  • 老後に必要なお金の考え方
  • NISA・確定拠出年金の基礎知識

上記のなかでも「保険」の話は必読です。できるだけ若いうちに知っておくべき話。

「保険は入るもの」という常識がひっくり返ります。

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『お金の増やし方』のレビュー・読むべきポイント

特に参考になったのは下記の3つです。

  • 銀行には近づいちゃいけない!?
  • 今持っているお金が将来も同じ価値とは限らない
  • 医療・がん保険に入る必要はない

順番に紹介しますね。

銀行には近づいちゃいけない!?

銀行っていうのは、金持ちには投資させて手数料をもらう。貧乏人には借金させて金利をもらう。これが彼らのビジネスモデル。だから、サラリーマンには家を買わせてローンを組ませるし、定年になって退職金が出たら手数料の高い投資信託を勧める。

Chapter1 「お金を安全に持っておく」編

Chapter1「お金を安全に持っておく」編では、「投資をするなら銀行には近づいてはいけない」という話が語られています。

銀行は企業。企業なので儲ける必要がある。儲けるために上手い話を持ってくる。

つる
つる
冷静に考えれば当たり前ですよね…

僕も以前、銀行の無料相談窓口で投資信託の話を聞いたことがあります。

「お若いのに将来の事をしっかり考えられていてスゴイですね!」
「ウチで扱っている商品ならとてもお得にどーたらこーたら」

とおすすめされましたが、よく見ると手数料がとても高かったのでやめました。

じゃあ「銀行がダメならどうすればいいの?」となりますが、ネット証券を使いましょうというのがこの本の結論です。

代表的なネット証券はSBI証券楽天証券

メガバンクと比べて手数料は安いですし、取り扱っている金融商品も多いです(僕は楽天証券でつみたてNISAをやっています)。

投資について銀行の窓口でいろいろ教えてもらうのはアリです。が、実際にやるなら銀行ではなくネット証券でやりましょう。

今持っているお金が将来も同じ価値とは限らない

仮に、2倍に物価が上がるとすると、100円で買えていたジュースが200円になるから、今は100円でジュース買えたのに、その未来ではジュースが買えなくなるってこと

Chapter2 「ちょっとリスクをとって運用する」編

Chapter2「ちょっとリスクをとって運用する」編は、お金の価値に関する本質が語られています。

特に読んでほしいのは「普通預金は安全なのか?」について。

例えば銀行に100万円預けていても、ほとんど金利はつきません(一例として、みずほ銀行の普通預金金利は2020年2月時点で0.001%)。

20年後、30年後も預金はほぼ100万円のままですが、一方で日本は基本的にインフレで物価が上がっていきます。

100万円だったモノが120万円になっていたら、昔は100万円で買えたのに今は買えない、となりますよね。

インフレの仕組み引用:「図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」Chapter2
  • お金の実質的な価値は変化する
  • どうすれば対応していけるのか

上記について、Chapter2「ちょっとリスクをとって運用する」編でわかりやすく書かれています。

医療・がん保険に入る必要はない

保険っていうのは『損な賭け』なの。病気になったら得をして、ならなかったら損をするから『賭け』でしょう。そして、加入者は平均的には損をするようにできている。だってそうじゃないと保険会社が潰れてしまうよね。

Chapter3 「お金を使う」編

Chapter3「お金を使う」編で特に読んでほしいのは、「医療保険に入る必要はない、これだけの理由」の部分です。

結論を言ってしまうと、医療保険やがん保険は、基本的に入る必要はありません。

なぜなら日本には高額療養費制度という制度があり、1ヶ月の医療費がある金額を超えると国から補助が出る仕組みになっているからです。

>> 高額療養費制度を利用される皆さまへ(厚生労働省HP)

上限額は年齢や所得によって変わりますが、例えば30歳で年収500万円の場合、医療費は約8万円が上限となります。

つまり保険に入らずとも、そもそも用意されている補助の仕組みで十分まかなえるのです。

保険に払うお金があるなら、貯金や運用に回す方が賢いよ」という話がこの本で明快に語られています。

大きい会社だと、入口や食堂に若くてキレイな保険営業のお姉さんがいるんです。

彼女たちは、若手社員を捕まえて言ってくるんですよ。「保険は若いうちに入って、将来に備えましょう!」って。

保険のお姉さんがおすすめする商品は、ほぼ確実に僕たちが損をする(保険会社が儲かる)ので、聞く耳を持たないようにしましょう。

言っときますけど、「保険に入ってあげて仲良くなれば、あわよくばお姉さんとワンチャン・・・」とかも絶対ありません。聞いてるか過去の俺。

つる
つる
当時入ってしまった保険は解約済みです(泣)

NISAと確定拠出年金についても網羅

Chapter4,5では、NISAや確定拠出年金について詳しくまとめられています。

NISAってなに?」「確定拠出年金ってなんだっけ?」というあなたでも大丈夫です!

僕もちゃんと知りませんでしたし。。。この本で基礎から解説されているので安心してください。

実際に運用するとしたら、どんな商品をどんなタイミングで買うべきなのかについても解説されているので、運用に興味があればこの本で基礎を押さえておきましょう。

『お金の増やし方』はこんな人に読んでほしい

今回は、「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」についてのレビューをまとめました。

繰り返しですが、下記のような人にはぜひ読んでほしい一冊です。

『お金の増やし方』を読むべき人
  • 投資に興味があるけどやるか迷ってる人
  • 毎月コツコツ銀行に貯金している人
  • 保険に入ろうか迷っている新入社員

2015年に書かれているので少し古いですが、お金に関する本質的な考え方は、今でもこの本で正しく吸収できます。

これからはますます「自分の身は自分で守る時代」になっていくので、今のうちにお金の正しい知識を身に付けましょう!

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